ボブ・リーの創った　Camera Bag

HUNTING WORLD
ハンティングワールド　６６２５　Aberdeen


「ハンティング・ワールド・インコーポレイテッド」設立者ロバートＭ.リー（ボブ・リー）は1955年から1965年までの10年間の間に、アフリカ17か国を旅するとともに、アンゴラ南東部では広大な地域の野生動物調査を実行、アフリカへサファリ・ツアーに出かけるたびに、カメラとフィルムを猛烈な暑さと湿気、そして土ぼこりから守ってくれるバッグの必要性を痛感して自作したと言われている。 ハンティングワールドのバチュー・クロスは ポリウレタンをコーティングしたナイロン地の外側と芯に断熱・緩衝のためのウレタンを入れ、ナイロン・ジャージで内貼りした３層構造の素材の事である。驚くほど軽く、丈夫でカメラとフィルムを猛烈な暑さと湿気からも守ってくれるので、カメラバッグの素材としては最適である。

バチュー・コレクションの中で"エクスプローラ"シリーズ 6625 Aberdeenは過去にカメラバッグとして注目して使ってみたことは有ったが、やはりインナーパッドが無いと、不安であると共に、収まりが悪かった。そんなこんなで購入してそのままに成っていたが、ビリンガムのハドレーを物色している時に、はたと閃いて試してみると、Ａ＆Ａ社ACAM-7100 の　インナーパッドがピッタリと収まる事に気が付いた。
6625　Aberdeen はフラップを開けると直ぐに出し入れが可能になっているので、カメラバッグの実用としては、申し分無い。 バッグ本体の幅が狭くなり横に広がっているので、インナーパッドに余裕が出て、レンズが、３〜４本・・なんとＲ８にワインダーを着けたボディが ピッタリと収まって、未だ上部に空間がある。 フィルムは片方のポケットに６本、他にはPDAや携帯・その他が収納可能である。 おまけに　ビリンガムの肩当パッドも何故かピッタリと着いてしまい、 今や完全にパーフェクトなカメラバッグと化してしまった。 アフリカに行くわけではないが、タウンユースでの使い心地も最上である。